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眼圧検査の判定正常値と病気などの説明

定期的な受診が必要な眼圧検査について

目にプシュッと風を当てる眼圧検査を嫌がる人が多いようですが、目の病気を見つけるためにはとても重要な検査です。発見や治療が遅れて症状を悪化させてしまい、視力を完全に失うようなことがあっては大変ですので、必ず定期的に受診するようにしましょう。眼圧検査について詳しく説明します。

正常値や分かる病気、検査方法も教えます

中高年の人は、定期的に眼圧検査を受けたほうが良いと言われています。失明の危険性が極めて高い、緑内障にかかりやすい年代であるからです。

眼圧を調べる検査、と聞くと何だか痛そうに感じるかもしれませんが、事前に麻酔をしたり、眼球に直接触れない方法もあるので心配は要りません。

ここでは眼圧の判定正常値や検査で分かる病気などのほか、検査方法なども紹介しています。

眼圧は房水に支えられています

眼圧とは、眼球の形を維持するために眼球にかかっている圧力のことであり、房水という透明な体液によって支えられています。

房水は毛様体という器官で作られているのですが、生産量が多くなると、余分な量を眼の外へ排出するという循環を行っています。眼圧は、この房水の生産量と排出量のバランスによって常に一定に保たれているのです。

眼圧は房水に支えられています

房水の生産量と排出量のバランスが崩れると、さまざまな目の病気の原因となります。眼圧検査は、眼圧を測定して眼球が適当な硬さになっているかどうかを調べるためのものです。

検査方法には、角膜を押して平らに戻る力から眼圧を測定する「圧平式」と、角膜を押して凹んだ深さから眼圧を測定する「圧入式」の2つがありますが、現在では圧平式のほうが多く行われています。

測定に使う眼圧計は3種類

眼圧の測定には、ゴールドマン眼圧計・空気眼圧計・シェッツ眼圧計という眼圧計が使われています。それぞれの特徴については下記の通りです。

ゴールドマン眼圧計について

圧平式のなかでも精度が高く、近ごろの眼圧検査でよく使われているのがゴールドマン眼圧計です。色を付けた角膜に、細隙灯顕微鏡に組み込まれているチップを密着させるという方法で測定を行います。なお、検査の前には点眼麻酔をするので痛みはありません。

空気眼圧計について

空気眼圧計とは、目に空気を吹きつけて角膜の凹み具合を調べる圧平式の検査計です。点眼麻酔をする必要がなく、角膜に触れないので菌が感染する心配もありません。しかし、大まかな眼圧しか測れないという難点があります。

シェッツ眼圧計について

シェッツ眼圧計は、圧入式の眼圧計です。点眼麻酔をして、眼圧計を角膜の上に乗せて眼圧の測定を行います。昔は一般的な検査方法でしたが、現在は子供や寝たきりの人などを対象に用いられています。

正常値は7〜21mmHgですが・・・

眼圧の正常値は、7 mmHg〜21mmHgとされています。この基準値よりも高い場合は緑内障や高眼圧症の疑いがあり、反対に低値であった場合は網膜剥離や虹彩毛様体炎の疑いがあります。

これらの可能性があると診断されたら、精密検査を受けてより詳しく調べなければなりません。なお正常眼圧緑内障については、正常の範囲であると判定された場合でも視神経障害が進行していることがあるので要注意です。

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