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肺癌/胃癌/食道がん/大腸癌などの検査について

癌の発見に欠かせないがん検診について

わが国では年間100万人もの人がさまざまな理由で命を落としていますが、そのうちの約30%は癌が原因であると言われています。普段から食事内容や生活習慣に気を付けていれば発症のリスクは低くなりますが、遺伝も関係しているため完全に予防することは困難です。ここでは、自分の力だけでは防ぎ切れない癌をいち早く発見したり、進行を食い止めたりするために欠かせない「がん検診」について紹介しています。

肺癌、胃癌、食道癌、大腸癌の検診を解説!

癌は遺伝子に傷が付き、細胞がコントロールを失って異常に分裂・増殖していく病気です。ガン細胞は放置しておくとどんどん成長して悪性腫瘍となり、臓器の機能を低下させていきます。

悪性腫瘍ができる場所はさまざまであり、各部位にあわせた検査や治療が必要になるため、がん検診は一般的に臓器ごとに分かれて行われています。

下記ではその中でも特に危険度の高い、肺癌・胃癌・食道癌・大腸癌の検診について解説しています。

喫煙者も非喫煙者も肺癌検診を受けよう

日本人の死因のトップは癌ですが、そのガン死の中でも最も多いのが肺癌です。

タバコの吸い過ぎが発症の主な原因であり、1日の喫煙本数x喫煙年数が400を超える人(ヘビースモーカー)は積極的に肺癌検診を受けるべきとされています。

なお、遺伝や環境汚染などもこの病には関係しているため、非喫煙者でも喫煙回数が少ない人でも、40歳を過ぎたら受診したほうが良いと言われています。

肺がん検診ではどんな検査を行う?

肺がん検診では、肺の画像を立体的かつ鮮明に撮影できる胸部CTスキャンや、画像の陰影からガンの有無をチェックする胸部単純エックス線撮影、痰を採取して細菌が含まれていないかを調べる喀痰細胞診などの検査が行われます。

体重減少や胃痛が続いたら胃癌検診の受診を

胃癌は、40歳を超えると急激に患者数が多くなる癌です。胃癌は悪化しても気付きにくいという特徴があります。

食欲が無くなって体重が落ちたり、胃の痛みが続いたりなどの症状があって少しでもおかしいと感じたら、胃癌検診を積極的に受診したほうがよいです。なお年々死亡者は減少しているものの、悪性度の高い種類もあるため油断は禁物です。

胃がん検診ではどんな検査を行う?

胃がん検診の検査には、バリウム液を飲んで口から小腸までの画像を撮影する上部消化管X線造影撮影や、胃カメラを飲んで胃の内部を観察する上部消化管内視鏡検査、超小型カメラが入ったカプセルを飲んで消化管の内部を写すカプセル内視鏡検査などがあります。

食道癌検診はタバコやお酒の量が多い人向け

食道癌は50代や60代の男性に多くみられる癌であり、タバコやお酒の量が多い人や、熱い物を好んで食べる人が罹りやすいと言われています。

食道の近くには心臓や肺などの重要な臓器が多いため、進行の早い食道癌は早期発見と早期治療が何よりも大切です。喫煙や飲酒の習慣がある人は積極的に食道癌検診を受けるようにしましょう。

食道がん検診の検査はさまざまです

食道がんの検査方法は、エックス線撮影を行う食道造影、早期のがん発見に有用な内視鏡検査、進行具合を調べるために重要な超音波内視鏡検査、他の臓器への転移の確認に必須であるCT、ブドウ糖が過剰に集まる場所を調べるPET、体液中にガンが発生させた物質が含まれていないかを調べる腫瘍マーカーなど、実にさまざまです。

大腸癌検診、思い当たる人は積極的に受診を

大腸癌は、食生活の欧米化に伴い患者数が増えている病気です。身内のなかに大腸癌や大腸ポリープを患った人がいる場合や、肉類や油脂類を多く口にする人がかかりやすい傾向にあると言われています。

進行すると、血便や下血・便秘や下痢の繰り返しといった症状が表れますが、初期の段階ではほとんど自覚症状はありません。死亡率が高い病気ですので、思い当たる人は積極的に大腸癌検診を受けに行きましょう。

大腸がん検診ではどんな検査をする?

大腸癌を調べるための検査には、肛門からバリウムと空気を入れて大腸のなかを観察する大腸バリウム、ファイバースコープを肛門に入れて大腸の内部を調べる大腸内視鏡、64列マルチスライスCTで大腸のなかを撮影する大腸3D-CT検査などがあります。

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