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脳梗塞・脳腫瘍・くも膜下出血などの早期発見には欠かせない

脳ドックを詳しく解説します

脳卒中などの脳の病気は、四肢にマヒが残ったり、言語障害を引き起こしたりするので非常に厄介です。肉体的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまう脳疾患をいち早く見つけるためにも、脳ドックを受診して頭の中を細かくチェックしてもらいましょう。検査の目的や検査に用いられる医療機器など、脳ドックについて詳しく解説します。

脳疾患を未然に防ぐ脳ドックとは?

後遺症が残ってしまうことの多い恐ろしい脳疾患には、自覚症状が表れないまま進行してしまうという特徴があります。

突然意識を失って倒れるまで、発症に気が付かなかったというケースがとても多いため、できるだけ早い発見や治療が不可欠です。

ではそんな悲劇を未然に防ぐためにも是非受けておきたい、脳ドックを具体的に解説していきます。

脳ドックは、脳の病気を調べるためのもの

脳ドックとは、1988年頃に日本でスタートした脳専門の健康診断のことであり、目立った自覚症状が表れない脳の病気をいち早く見つけることを目的としています。

なお脳の病気は多種多様であり、それに合わせて検査にもさまざまな種類があるのですが、脳ドックではそのなかでも特に重篤な脳卒中の発見に重点を置いて検査を行っています。

高齢や高血圧・糖尿病の人などにお勧め

脳卒中は、年を重ねるとともに発症する確率が高くなる病気です。従って脳ドックは50歳以上の人におすすめですが、高血圧や糖尿病などを患っている人も危険ですので、当てはまる場合は積極的に検査へ行きましょう。

なお脳卒中で身内の誰かを亡くしたことがある人や、現在治療中の家族や親族がいる人も、受けておいたほうがよいと言われています。

どの医療機器が、どの脳障害を見つける?

脳卒中は、脳の血管が切れたり詰まったり、腫瘍ができたりする「脳血管障害」が原因の病です。脳の血管に障害が起きていないかを調べるためには、文字通り頭の中を覗かなくてはなりません。

そのために使われる医療機器にはさまざまな種類があるのですが、それぞれ得意分野が違っています。どの機器がどの障害を見つけるのに有効であるかは、下記を参考にして下さい。

頭部CTで発見できる障害

頭部CTは、頭部にエックス線を照射して脳の断面画像を撮影できる医療機器です。頭をCTスキャンにかけてレントゲン撮影をする、と表現したほうが分かり易いかもしれません。この機械は、脳脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・脳腫瘍・脳動脈瘤の発見に役立ちます。

頭部MRIで発見できる障害

核磁器共鳴という現象を利用して脳内を調べる機器、それが頭部MRIです。CTよりも鮮明な画像を撮影できるという利点がありますが、検査時はアクセサリーなどの金属類を外さなくてはいけません。なおこの機器は脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤の発見に有効です。

頭部・頸部MRAで見つかる障害

頭部・頸部MRAでの検査では、くも膜下出血の主な原因である脳動脈瘤を見つけることができます。機器は頭部MRIと同じものなのですが、こちらの検査では血管のみの画像を抽出し、血流に問題がないか、血管が狭くなっていないかなどをチェックします。

頸動脈エコーで見つかる障害

頸動脈エコー検査とは、頸部(首)に超音波を発するプローブを当てて、頸動脈の様子を観察するというものです。この検査では血管の厚さや血液の流れなどが分かるため、脳梗塞を招く動脈硬化にかかっていないか否かを知ることができます。

費用は高額ですが、健康保険は適用外です

脳ドックの検査にかかる費用は地域や病院によって違いますが、一般的には3万円〜10万円と言われています。料金に幅があるとはいえ、高額であることには変わりないので受診の前にはよく確認しましょう。

残念ながら健康保険は効きませんが、脳ドックで病気が見つかった以後の治療にはもちろん適用されます。

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