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生活習慣病の危険度を抑える生活習慣指導支援

特定保健指導を説明します

メタボリックシンドロームは、生活習慣病がいくつも重なっている危険な状態です。何の対処もせずに放っておくと、動脈硬化による心臓疾患や脳疾患など命にかかわる病気を発症させてしまいますので、一刻も早く今までの生活を振り返り、悪い所を改めましょう。専門家の支援のもと生活習慣の見直しを図る、特定保健指導について説明します。

生活習慣病やメタボはどう改善する?

特定健診を受診したら、検査結果から目をそらさずに今後の生活に活かすことが肝心です。

とは言え、いざ生活習慣病やメタボに該当している・もしくは一歩手間であると診断されてしまった場合は、具体的にどんな努力をすれば良いのでしょうか。

健康指導のプロのもと生活習慣の改善を行う、特定保健指導について詳しく解説していきます。

特定保健指導とは何か

特定健康診査で、生活習慣病やメタボリックシンドロームに罹っていると診断されたり、発症のリスクが高いと診断されたりした人に対して行なわれるのが特定保健指導です。

改善や予防のために生活習慣を見直すことが目的であり、指導や支援は医師や保健師・管理栄養士などが行います。

ただし、一方的に彼らの指示を受けるというわけではなく、対象者も一緒に解決のための具体的な方法を考えていくという所がポイントです。

メタボリックシンドロームの診断基準

腹囲の基準値は男性で85冖に、女性で90冖にです。もし基準値を超えており、血圧(最高血圧:140mmHg以上、最低血圧:85 mmHg以上)血糖(空腹時:110mg/dl以上、HbA1c:5.2%以上)脂質(中性脂肪150 mg/dl以上、HDLコレステロール40 mg/dl未満)のうちの2項目以上該当していたら、メタボリックシンドロームと診断されます。

指導プログラムは3種類

特定保健指導のプログラムは、患者のタイプによって「情報提供」と「動機づけ支援」と「積極的支援」の3つに分けられています。

情報提供について

生活習慣病やメタボリックシンドロームの予備軍にまで達していない人に実施されるのが情報提供です。対象者にこれらがどんなものであるかを説明し、自らの生活習慣を振り返ることの大切さを説明します。

そして特定健診の検査結果と質問票に基づいて、それぞれに合った健康情報を提供していきます。

動機づけ支援について

生活習慣病やメタボの予備軍と診断された人に行われるのが動機づけ支援です。特定健診の検査結果をもとに、なぜ生活習慣の見直しが必要であるかを対象者に説明し、改善のための具体的な計画を立てて実行させます(個別面談や集団面接で行います)。

なお、半年後に電話やメールなどで、達成できたかの確認や今後のアドバイスなどを行います。

積極的支援について

積極的支援は、生活習慣病やメタボリック症候群に該当すると診断された人に行う支援です。動機づけ支援で立てた計画を実行するほか、医師や保健師などの専門家から、生活習慣改善のための直接的で細やかなサポートを受けます(個別面談か集団面接で実施)。

サポートは3〜6ヶ月ほど続けられますが、その間にメールなどで中間状況の確認をしたり、今後のアドバイスをしたりといった支援が行われます。

受診にかかる自己負担額はいくら?

特定保健指導を受けるための費用は地域や病院などで異なりますが、コンサルティング会社の(株)シードプランニングが健診機関や医療機関に対して行ったアンケート調査によると、動機づけ支援の1人当たりの自己負担額は5000〜6000円未満、積極的支援の1人当たりの自己負担額は20000〜25000円未満がそれぞれ最多であるという結果が出ています。

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