健康診断の結果や方法がよくわかる | チェカプー
小学校・中学校・高校・大学で行う健診

学校健診の検査項目などを教えます

食生活や生活習慣の乱れにより、現代の子供たちは糖尿病などの生活習慣病の危険と隣り合わせです。できるだけ早い時期に病気の危険因子を発見したり、児童や生徒の発育状況を把握したりするために欠かせない、学校の健康診断についてお教えします。

小中学校・高校・大学の健診について

小中学校・高校・大学の健康診断は、学校保健安全法の第11条〜18条により、毎年決められた時期に全学年に対して実施するよう、設置者や教育委員会に義務づけられています。

なお、診察は校医や医師が行いますが、受けるべき検査は学年などによって違っています。

小学校・中学校・高校健診の検査項目

小学校・中学校・高校のそれぞれの健康診断の検査項目は下記の表の通りです。なお、2003年より色覚異常を調べるための色覚検査は無くなりました。

※◎は全員に実施、○は必要者に実施、●は除外可能なものを表しています。

項目 小学校 中学校 高校
1 2 3 4 5 6 1 2 3 1 2 3
校内の職員も対象 保健調査
身長
体重
座高
裸眼視力
矯正視力
聴力
校医や医療機関で検査 尿検査
寄生虫卵
心臓 心電図検査
臨床医学的検査
結核 問診票
エックス線撮影
精密検査
校医や医師が診察 栄養状態
脊柱や胸郭の異常
目の疾患・異常
耳鼻咽喉頭の疾患
皮膚疾患
歯や口腔の異常
総合評価

大学の健康診断の検査は少なめです

大学で行われる健康診断の検査は以下の通りですが、小・中・高校の健診に比べると項目が少なめです。

また、就職活動の時などに企業への提出が必要な場合があるため、生徒が希望する枚数に応じて結果診断書を発行してくれるという特徴があります。

  • 身体測定(身長と体重)
  • 栄養状態
  • 聴力検査
  • 目の疾患・異常
  • 耳鼻咽喉頭の疾患
  • 皮膚疾患
  • 結核検査
  • 心臓の疾患・異常
  • 尿検査
  • 寄生虫卵
  • 貧血検査

色覚検査は、なぜ廃止された?

2002年までは、石原式と呼ばれる検査表を用いて、色を見分けるための能力を調べる検査が行われていました。色付きのドットが集合した中に、どんな数字が隠れているかを言い当てていくというものです。

小学校などで受けた記憶のある人も多いかと思いますが、現在では受けられるのは希望者のみです。なぜ廃止になってしまったのでしょうか。

差別や偏見の恐れがあるため

色覚異常の人は、緑色が茶色に見えたり、灰色と赤の区別がつきにくかったりと、生まれつき色の見え方が通常の人とは違っています。しかし日常生活を送る上では特に支障はなく、能力的に他の人より劣っているというわけでも決してありません。

しかし色覚異常であることを周囲に知られると、悲しいことですが、子供の場合はいじめ・就職を控えている学生の場合は就職差別の原因になってしまうことがあります。こうした差別や偏見を防ぐために、色覚検査は廃止になりました。

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